ウェブの次世代プラットフォーム
こんにちは。アクセスネット情報技研の中谷です。
閲覧ありがとうございます!
前回はGoogleを例にセマンティック・ウェブの流れに
触れました。
今回はそのセマンティック・ウェブの根幹を形成する、
次世代のHTML言語であるHTML5について、
少し触れたいと思います。
かなり大雑把な説明になりますので、
細かな点は専門記事や書籍等を参照、ご確認いただければ
幸いです。
まずは背景から。
そもそもセマンティック・ウェブという考え方自体は、
5年ほど前からあったのですが、
それが再び注目を集めるようになったのは、
1つはHTML5を取り巻く環境が急速に進み始めたから
だと考えられます。
現在は、XHTMLという言語で、多くのホームページが
作られているわけですが(HTML4もまだまだありますけど)、
もともとはこのXHTMLがHTML4から発展し、
枝分かれしたのも、セマンティックな
環境を普及させる目的があったからだと言われています。
ウェブの世界には大きく分けて2つのグループが存在します。
1つは、「ウェブは、ユーザが自由にタダでまたはより低コストで
利用できるインフラであるべき。特定の企業のみに恩恵を
与えるものであってはいけない。」
もう1つは、「ウェブは利益を効率的に生み出すことができる
新たなインフラであり、プラットフォームを制したものが、
多大な恩恵を受けることができるため、そこに参入する」
2つの大きなグループにどういった企業、団体、人が属するかは
なんとなく推測できるかと思います。
HTML言語の仕様は、上述の前者に属するW3Cという組織が
XHTMLまで標準化作業を進めてきたのですが、
いろいろな理由で、セマンティックな環境を実現するには、
今ひとつ現実にそぐわない仕様になってたりしたのです。
それに疑問を投げかけた、某大手OSベンダ以外の
ブラウザソフトベンダなどが、
新しい団体(WHATWG)を立ち上げ、
HTML5をウェブの次世代プラットフォームにすべく、
あの手、この手で主流派に押し上げ、紆余曲折を経て、
結局はW3Cも一緒にHTML5を次世代の言語として、
仕様策定に協力しはじめたのです。
上述の後者に属するであろう、某大手OS・ブラウザベンダが、
今までかたくなに独自路線を歩んでいたのですが、
今回は少しずつ、HTML5に歩み寄ろうとしているところが、
見受けられます。
それはまた、その某企業としてもセマンティック的な
プラットフォームが本流になるであろうと考え、
その流れに乗るための準備である、
と捉えることができるかもしれないのです。
では具体的にHTML5では具体的に何が変わるのか?
よく、HTML5を使うとFlashなどのプラグイン無しで
動画再生ができたりとか、インタラクティブな動きのある
サイトを作りやすくなるなどといったことが言われています。
それらはHTML5の一側面であり、
セマンティック・ウェブの視点からすると、
その他の変更点に注目しなくてはいけません。
HTML5では、コンピューターがテキストデータを今まで以上に
人間の思考に近い形で認識できるよう、新しいタグや、
タグの意味づけの変更、文章の構造化に手を加えています。
個々の技術的な内容については割愛しますが、
重要なのは
「テキストデータの重要度が増し、最適化されなくてはいけない」
ということです。
これは結局のところ、何に大きく影響してくるのか。。。。。
もうだいたいお分かりかと。
しかもセマンティック化を進めている
Googleが本腰入れているということは・・・・。
来年はHTML5元年と言われており、
実装サイトが普及すると予測されています。
HTML5は静かに、そして着実に
次のウェブの世界を創り上げているのです。
弊社でもHTML5の実装テストを実施しております。
ご興味のある方はお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(担当:IT・Webコンサルタント 中谷)





