セマンティックなGoogleへ
こんにちは。アクセスネット情報技研の中谷です。
閲覧ありがとうございます!
10月20日に富山県商工会連合会様主催のウェブ活用セミナーで
講師を務めさせていただきました。
時間が多少オーバーしてしまいましたが、
参加者の方々には非常に熱心に聞いていただき、
ついつい私の方も話に熱が入ってしまいました。
ご参加いただいた方々には、
この場をお借りしてあらためてお礼申し上げます。
さて、本題に。
もう3ヶ月以上も前のニュースですが、
GoogleがFreebaseを運営するセマンティック・ウェブの会社
Metaweb社を買収しました。
当時はそれほど大きな話題として
日本では取り上げられなかったのですが、
SEO業界の中ではそれなりの意味として
注目を集めていました。
そもそもセマンティック・ウェブとはなんぞや?
ということから始まる話ですが、
IT用語辞典では、
「Webページおよびその中に記述された内容について、
それが何を意味するかを表す情報(メタデータ)を
一定の規則に従って付加することで、
コンピュータが効率よく情報を収集・解釈できるようにする構想。
インターネットを単なるデータの集合から
知識のデータベースに進化させようという試みが
セマンティックWebである。」
とあります。
つまり、セマンティック・ウェブを実現するために
利用される技術を使うことで、
より人間の思考に近い=望むべき検索結果を
実現することが可能になるということです。
Googleではすでに2009年3月には
このセマンティックな改良を施しています。
この時は、検索結果ページに関連する検索キーワードが
表示されるようになりました。
これによって、ユーザが知りたい内容と関連の深い
提案をウェブ上で実現したことになります。
もう一つは検索結果の要約文を必要に応じて長く表示
させるようにしたことです。
ユーザが入力した言葉(キーワード)をできる限り多く
表示させることで、自分が求めている回答が掲載されている
ページを見つけやすくなりました。
細かな修正はされているし、
それはそれで分かりました。
では、セマンティック・ウェブへのシフトで
Googleに対し何が変わるか?
それは明らかにSEOへの取り組み方です。
つまり、今までまかり通っていた小手先の技術が
意味をなさなくなり、
ページまたはサイトそのものの情報の質や量が
問われてくるということです。
小手先技術が横行する検索サイトでは、
ユーザの期待するページが出てこないばかりか、
逆に上位表示されるサイトが怪しいのでは?
(すでにそのような意識を持つユーザも増えつつある)
というサイト運営者側にとっても皮肉な結果を
与えてしまうことになりかねません。
Googleが当初から描いていた検索サイトのあるべき姿が、
セマンティックの技術でまた一歩近づきつつある、
というのが今回の買収の意味でもあるのです。
昨年以降、Googleの検索結果の精度が格段に上がり、
また、検索結果のページにおいても様々な付加的
表示がなされるようになったのも、
その背景の一つにはこのセマンティック・ウェブを
Googleが非常に重視していることの表れだと考えるのです。
既にセマンティック・ウェブやAI(人工知能)の専門家
が居るであろうGoogleが、あえてMetaweb社を買収した。
その意味を考えてみることは、
サイト運営をされる全ての方にとっても重要だと思うのです。
Yahoo!JapanではすでにGoogleの検索エンジンへのシフトも
テスト段階に入っているそうです。
検索のタイミングによっては、非常に似通った検索結果も
見受けられますし。
GoogleとYahooで8割以上を占める検索サイトへの対応は
セマンティックな視点が欠かせなくなりますね。
そしてさらにもう一つ大きな流れを踏まえなければなりません。
それが
「HTML5」
の存在です。
セマンティック・ウェブとも非常に大きな関係性があります。
その内容については、また次回に。
11月5日(金)セミナー開催いたします。
詳しくはこちらをご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
(担当:IT・Webコンサルタント 中谷)





