経営のアクセルとブレーキの役回り
先日、あるテレビ番組を見ていたところ
「規模の経済性」と「範囲の経済性」という話題について解説をしていました。
かいつまんでお話しますと・・・
「規模の経済性」とは、量販店や中堅企業の合併による大企業化のように
大量生産や大量販売により同一商品や類似商品をまとめて扱ったほうが、
生産や物流の流れが途絶えず、空き時間が減って効率的になるということ、
さらに管理費などの固定費は数量が増えても、それに比例しては増えず、
商品量が多いほど、商品一個に転嫁される原価額が小さくなる事を狙った
戦略です。
また、一方、「範囲の経済性」とは異なる複数の事業の共有可能なコストを
一元化することにより、企業全体の経営の効率化を図る戦略です。
例えば、今まで「家電量販店」だったお店が、その販売力を活用して、
「日用雑貨」や「文房具」、「玩具」も販売するといった、現状のリソースを
活用しながら事業の範囲を広げていくものです。
ECの業界でも「規模の経済性」戦略で、狭い商品群で、大量に安く売る
オンラインショップと「範囲の経済性」戦略でこの前まで「カニ専門店」が
「ロールケーキなどのスイーツ」も売っているお店もあります。
どちらが良い悪いと言った戦略ではありませんが、
EC業界での成功事例を見ていると絶妙なタイミングでそれぞれの戦略を
使い分けていることが分かります。その「絶妙なタイミング」を見計らう
ためには、第三者的な客観的な視点とオーナーの先見性と決断力が必要で
あることは言うまでもありません。
「第三者的な客観的な視点」は、経営の「アクセルとブレーキの冷静な
使い分け指南」とも考えています。
私どもは常々、IT経営コンサルタントとして「第三者的な客観的視点」を
ご提供したいと考えています。
(文責:長棟)




